彩の録

あやこのウェブログ、アヤのロック。

日本も中国も、プーチンの側の人間

日本人も中国共産党も、「人権」は国家社会が許した権利だと捉えている。人に生まれつき備わっている絶対的な尊厳(たましい)だという理解が欠けている。自我と自己の区別がわからないから、自己の尊厳とワガママの区別もわからない。

 

プーチンは、ウクライナは「国内だ」と認識している。プーチンは大ロシア世界を確立しようとしている。ウクライナはロシアの支配域でありロシアの「国内」と思っている。キエフのゼレンスキー一味はネオナチの民族主義過激派で、ロシア域内のいわばテロリストだと扱っている。だから例えば核兵器の使用にしても、国外につかうよりもキーウにおとすほうがハードル低めなのだろう。

ゼレンスキーは、キーウの防空能力を剥がされたときのことをおそれている。NATOに飛行禁止区域を要望したり、イスラエルミサイル防衛システム輸出を要望したりしている。「ゼレンスキー一味のアジト」を破壊するためといって大統領府など政府機能が爆撃される事態が迫っているのだ。

 

プーチンのロシアは、ロシア至上の国家主義をぶん回して、ロシアの利益線の地域を支配下にしようとしている。その地域に住んでいる人々は差別され同化政策を施されるのだが、国家主義者は自分が正しいと思いこんでいるので悪の自覚がない。

 

日本もかつて、アイヌや沖縄や、韓国やモンゴルや中国に対して、日本(和人)至上の国家主義政策をぶん回した。同化政策を施し、アイヌや韓人などには日本名を強制したりもした。

プーチンと同じ過ちを日本人は犯していた。その罪を日本人は反省したのだろうか? そもそも何が間違いだったのかすら解っていないのだろうと思うわ。

 

ゼレンスキーはウクライナの代表者だから当然、ウクライナに利益誘導をする。だから、日本人を批判的に捉えないで、好意的に誉めそやして当然だろう。

それをみてヨイショするポピュリズムの翼賛体制が、日本の相変わらずだ。コントかこれは。フィクションであったらいいのに。

 

日本人がやった過ちをプーチンがまた犯しているからこそ、日本がプーチンを指導すべきなのに。