彩の録

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プーチンのウクライナ戦争のカギは、化石燃料(二酸化炭素)と従来型兵器

地球はすでに、二酸化炭素をこれ以上出してはいけない状態にある。化石燃料を燃やせない。

産油国は抵抗して原油を出し渋ってキレている。世界最大の自動車輸出国の日本も二酸化炭素排出停止を渋ってきた抵抗勢力だ。

 

石油が燃やせなければ、従来型の兵器は使えない。戦車も使えない。戦争のありかたが変わるというか、従来型の大規模戦争の時代が終わってきている。

プーチンにとって、ヨーロッパに「リベンジ」して覇権を取り戻す最後の機会なのだろう。KGBの亡霊だ。

 

いままで二酸化炭素出しまくって世界各国の二酸化炭素排出を「輸入」してきた中国は、先鞭をつけて二酸化炭素排出削減を打ち出した。米国は対抗し、日本も米国にぶら下がった。

中国共産党はおそらく、ロシアが欧米に勝てるとは思っていない。あわよくば相討ちだろうが、せいぜい、双方が弱体化することを想定しているだろうと思う。
ウクライナ戦争はさながら日中戦争のような状態になっている。現地の人々に歓迎されず抵抗を受ければ、軍事制圧しても統治していけない。
中国共産党は、台湾を軍事制圧しても統治がままならないと思っているのではないか。軍事侵攻ではなくて、思想的にじわじわと絡め取っていく戦略を採るのではないだろうか。

 

ロシアは世界有数の化石燃料産出国だ。
産油国や地球環境破壊ビジネスをやっているところには、プーチンに同調的なのが少なくない。UAEにせよ、ブラジルのボルソナーロにせよ。

 

ロシア国内は「大本営発表」の状態だ。このままウクライナ戦争が長期化してうまくいかなければ、プーチンはヨーロッパに戦争をしかけ、NATOに攻撃される状況をつくってロシア人の求心力を図ろうとするかもしれない。そうすれば太平洋戦争のときの日本のようになる。